車買取りに出す際の必要書類とは?手続きや注意点も解説!

車を買取りに出す際、どのような書類が必要なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
事前に調べた上で買取りに出すことで、買取り手続きがスムーズに進みます。
今回は、トヨタのお店で車買取りに出す際に必要な書類や売却までの流れ、注意点などについて解説します。
車の買取りをお考えの方はぜひ参考にしてください。
普通自動車と軽自動車で異なる!車を買取りに出す際に必要な書類について
初めに、車を買取りに出す際の必要書類について下記の3つのパターンに分けて紹介します。
- ・普通自動車
- ・軽自動車
- ・住民票・戸籍謄本が必要な時
普通自動車を買取りに出す時に必要な書類

普通自動車を買取りに出す場合は、下記の7つが必要です。
- 1.自動車検査証(車検証)
- 2.自賠責保険証
- 3.自動車税納税証明書
- 4.自動車リサイクル券
- 5.実印
- 6.印鑑証明書
- 7.整備手帳・取扱説明書
1.自動車検査証(車検証)
「自動車検査証(車検証)」は、自動車保安基準に適合していることを証明する書類です。
車検証には自動車登録番号、初度登録、型式、車台番号、所有者、使用者、車検満了日など、重要な情報が記載(※)されており、運転時の携帯が義務付けられています。
万が一紛失した場合は、車の登録地域を管轄している陸運局で再発行が可能です。
軽自動車の場合は、軽自動車検査協会で再発行が可能です。
(※)2022年11月現在。2023年1月より車検証に記載される内容は変更となります。
2.自賠責保険証
「自賠責保険証」は自賠責保険に加入していることを証明する書類で、自賠責保険は原動機付自転車を含むすべての自動車に、加入が義務付けられている保険です。
車を購入する際に加入し、車検時に継続加入するため、車検証と一緒に保管されていることが多いでしょう。
万が一紛失してしまった場合は保険会社にて再発行が可能です。
発行するまでに時間を要することもあるため、買取りを検討されている方は、早めに自賠責保険証の有無を確認し、紛失している場合は保険会社に連絡し再発行手続きをしましょう。
3.自動車税納税証明書
「自動車税納税証明書」は、自動車税を納めたことを証明する書類です。
銀行やコンビニ等で納付した後、印鑑を押された状態で返却される紙片が自動車税納税証明書です。
紛失などにより手元にない場合は、再発行の手続きをとるようにしましょう。
また、インターネットバンキング、クレジットカード、PayPayなどのキャッシュレス決済(口座引落しは除く)で納税した場合は、納税証明書が発行されません。
手元にない場合は、普通自動車であれば各都道府県の税事務所など管轄の窓口、軽自動車であれば市区町村の窓口で申請を進め、準備しておきましょう。
また、納税証明書については、有効期限内のものを用意してください。
4.自動車リサイクル券
「自動車リサイクル券」は新車を購入した際に発行される書類で、廃車する際にかかる費用の預託を証明する書類です。
車検証とともに保管されていることも多いですが、万が一紛失した場合、リサイクル券は再発行できません。
しかし、支払いさえ済んでいれば、自動車リサイクルシステムのホームページから「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷することで、リサイクル券の代わりとして使用できます。
5.実印・印鑑証明書
「印鑑証明書」は、捺印した印鑑が市区町村に登録された実印であることを証明する書類です。
「名義の変更」「自動車税の還付金および納付に関する権利譲渡」に使用されるため、通常3ヶ月以内に発行された「印鑑証明書」が2枚必要です。(※1)
印鑑登録カードが手元にあれば、市区町村の役場・行政サービスコーナー、マイナンバーカードがあれば、マルチコピー機のあるコンビニでも発行できますが、印鑑登録カードがない場合は再度、役所での登録申請が必要になります。
買取りに出す予定の車を購入したときに登録していた実印と、現在の実印が変わらない場合は問題ありませんが、もし途中で実印を変更した場合は新たな印鑑を登録し直さなければなりません。
新たな印鑑を登録し直す際も、官公署発行の顔写真付きの身分証明書と登録する印鑑を持って、自治体の担当窓口で申請することで、登録および証明書を発行できます。
官公署発行の顔写真付きの身分証明書がない場合は、申請時にやや時間がかかるため、余裕を持って進めておくと良いでしょう。
(※1)ローンでお支払いの場合はさらに1枚が必要です。
6.整備手帳・取扱説明書
「整備手帳」は、車の整備歴などを確認するために、必要です。
そのほか、カーナビなどの用品も一緒に売却する場合は、取扱説明書や保証書なども用意しておきましょう。
そのほかにも、純正パーツ・スペアキーなども必要ですので、準備しておきましょう。
7.そのほか署名捺印が必要な書類
上記以外にも、「委任状」「譲渡証明書」「自賠責保険承認請求書」「自動車税種別割過誤納還付金についての委任状」(※2)などに、署名・捺印する必要があります。
「委任状」は、車の売却時に発生する名義変更の手続きを、買取り業者に一任することを証明する書類です。
「譲渡証明書」は車の名義を業者に変更し、譲渡することを証明する書類で、氏名と住所を記入し、実印を押して買取り業者に提出します。
こちらの書類はトヨタモビリティ神奈川の店舗に用意しているため、書類などを準備する必要はありません。
必要に応じて記入と捺印が必要なため、手続きを進める際は、実印を忘れないようにしましょう。
(※2)自治体により名称が異なる場合があります。
軽自動車の買取り時に必要な書類

軽自動車を買取りに出す場合は、下記の5つの書類が必要です。
- ・車検証
- ・自賠責保険証
- ・自動車税納税証明書
- ・自動車リサイクル券
- ・実印
- ・印鑑証明書
軽自動車の場合は、「申請依頼書」に署名捺印(押印)します。
「委任状」「譲渡証明書」が不要な点は、普通自動車とは異なります。
意外な注意点?車の買取時に「住民票」や「戸籍謄本」が必要なケースも

車買取りの注意点として、住民票や戸籍謄本が必要というケースもあります。
住民票が必要なケース
車検証の住所と現住所が異なる場合は、車検証の住所から現住所に移動した繋がりを証明し、車検証の名義人と印鑑証明書の人物が同一であることを示さなければなりません。
住民票には現住所の前に住んでいた住所が記載されているため、1回のみ引っ越しした場合は、住民票を提出することで前住所から現住所への繋がりを証明できます。
しかし、複数回引っ越している場合は、住民票だけでは繋がりを証明できないため、「戸籍の附票」が必要となります。
戸籍の附票には、これまでの住所の履歴が時系列に記載されているため、複数回引っ越した場合でも旧住所から現住所までの繋がりを証明できます。
戸籍謄本が必要なケース
住所だけでなく、名義人の氏名が現在の氏名と異なる場合は戸籍謄本の提出も必要です。
例えば、婚姻などで名字が変わる際、特に何の手続きもしなければ車検証の名義は旧姓のままです。
また、住民票にも名字の変更については記載されていないため、婚姻などにより改姓したことを証明するためには戸籍謄本が必要となります。
さらには、亡くなった身内の方の車を売却する場合は、代表相続人の方の戸籍謄本などの書類が必要になりますので、スタッフにご相談ください。
車の買取り手続きの流れ・手続きの際の注意点とは?
次に、車の買取り手続きの流れと注意点について解説します。
車の買取り手続きにおける大まかな流れは、下記の通りです。
- 1.買取に出すお店を選ぶ
- 2.査定
- 3.必要書類を準備し、手続きを進める
- 4.必要書類とともに車両を引き渡す
- 5.入金を確認する
1.買取りに出すお店を選ぶ

まずは買取りに出すお店を選びましょう。
買取りに出すお店を選ぶ際、アクセスの良さ以外に、下記のように事前準備をした上で選ぶことが大事です。
- ・買取りをおこなっている店舗を検索する
- ・実際に店舗へ足を運んでみる
- ・相場を確認する
事前準備をすることで、納得のいく買取りに繋がります。
また、中古車相場は毎日変動しているため、売却するタイミングも重要です。
相場を知っておき、できるだけ早めの査定を行うことで、適切な価格での売却に繋がります。
少しでも査定額をアップさせたい方は愛車のクリーニングなどの事前準備も入念に行いましょう。
トヨタモビリティ神奈川のクルマ買取では、安心かつ納得して売却していただけるよう、詳しく丁寧なご説明でサポートいたします。
2.査定してもらう

買取りに出すお店が決まったら、次に車の査定をしてもらいます。
車の査定は自身で買取り店まで車を持ち込むことで行えます。
査定の際は、エアロパーツやアルミホイール、ナビ、オーディオなどのオプションを伝えることで査定額がアップすることも。
「禁煙車」「ずっとシートカバーをつけたまま」など、目につく部分以外もアピールしましょう。
3.必要書類を準備し、手続きを進める

査定額が決まったら、上述した必要書類を用意し、買取り手続きを進めます。
この時、疑問点や不明点があれば、担当者に確認しておくことが大事です。
特に契約内容やキャンセル規定に関しては後からトラブルにならないよう、買取り手続きが終了する前に不明点をなくしておくようにしましょう。
4.必要書類とともに車両を引き渡す

買取り手続きが終了したら、必要書類とともに車両を引き渡します。
車両を引き渡す際は、事前に忘れ物がないかどうかを確認しておきましょう。
また、カーナビに自宅などを登録している場合は、事前に削除しておくと安心です。
万が一、消し忘れてしまった場合でも、スタッフが削除するのでご安心ください。
5.入金を確認する

車両の引き渡しが完了したら、入金を待ちます。
車両を売却してから入金されるまでの期間は、2日から1週間ぐらいが一般的です。
入金日が気になる方は、事前に担当者に確認しておくと良いでしょう。
車の買取りならトヨタモビリティ神奈川がおすすめ

車の買取りならトヨタモビリティ神奈川がおすすめです。
トヨタモビリティ神奈川では、査定士の資格を持ったクルマのプロであるスタッフが、責任をもって丁寧に査定いたします。
また、店舗数の多さだけでなく、トヨタ車以外の車種の買取りにも対応しています。
トヨタでは、オークションなどの中間取引を挟むことなく、買い取った車を直接販売しているため高価買取りが可能です。
一般の車買取り業者では、車を買い取った後、オークションなどの中間取引を挟んで他の中古車販売会社へ売却するため、余分な手数料がかかってしまいます。
トヨタモビリティ神奈川では、余計な手数料が掛からない分、車買取りの価格を高くすることができるので高価買取りが実現できるのです。
実際の買取り価格は、「車の査定価格」に「自動車税未経過担当額(※3)」と「リサイクル預託金担当額(※4)」をプラスしてお支払いします。
車の売却時に必要な、名義変更やローン残債確認や所有権解除などの複雑な手続きはトヨタモビリティ神奈川のスタッフが代行するため、安心して手続きを進めることができます。
ローン残債が買取金額を上回る場合は、買取りができない場合があるため注意しましょう。
神奈川県にお住まいの方で、車を買取りに出したい!とお考えの方は、お気軽にトヨタモビリティ神奈川にご相談ください。
(※3)お客様がその年に納付された自動車税のうち、車を引き渡しされた以降の月数分に相当する金額です。
(※4)お客様が車の購入時に負担されたリサイクル料金に相当する金額です。
車の買取り手続きをする際は必要書類と注意点に気をつけよう!
今回は、車を買取りに出す際に必要となる書類や、買取り手続きの流れ、注意点について紹介しました。
今回紹介した注意点に気をつけることで、トラブルなくよりスムーズに車の買取りを進められます。
トヨタモビリティ神奈川の店舗では、買取りに出す際の手続き等もサポートいたしますので、神奈川県にお住まいで車の売却をお考えの方はぜひ一度お越しください。